ショコラ~愛することが出来ない女~
「次。庄司くんにはこんなアプリが作れるかどうか検討してみて欲しい。
利用者が自分でコーディネイトを組み合わせられるようなもの。
日々のおススメとかもランダムで出せたらいいかも」
「服を写真でとりこんで……ねぇ。
でも実際にモデルに着せるような加工をするのは難しいですよ?」
「じゃあ、写真イメージを元にイラストイメージ化するのは可能?
私としては、モデルに着せると言うよりはアバターに着せるイメージにしたいの」
「アバターへの着せ替え、ですか?」
「そう。結局自分に似合わなきゃ意味がないでしょう。
アバターなら自分に似せて作ることが出来るって聞いたことがあるわ」
「……ふむ。確かに。でもアバターを利用するなら、すでにあるよそのサービスと上手く提携できれば良いですね」
「なるほど、よそのね」
「そう。実際アバターに着せかえる機能ってのは有名どころでも結構あるんですよ。
ちょっと調べてみますね。数日時間ください」
「ええ」
庄司くんが顎をさすって考え込む。
中々に端正な顔立ちでよろしい。
軽く見とれていると視線を感じる。
振り向くとニヤニヤとこっちを見ている森宮ちゃんと目が合う。