ショコラ~愛することが出来ない女~


 数日後。

いつもの会議室で顔を突き合わせる私と庄司くんと森宮さん。


「康子さん、後は?」


すっかり私と親密になった森宮ちゃんは、今では私を『康子さん』と呼ぶ。

「そうね。スタイリスト選出をお願いしたい。
Web上で、一つ前の号の服と今月号の服を組み合わせた着合わせ紹介みたいなのをしてみたいのよ。
でも中々前の号と同じ服なんか借りれないでしょう。
そのあたりの融通がききそうなやり手のスタイリスト、知らない?」

「んー。今担当してくれてる方に相談してみます」

「助かるわ。
そうやって、毎号重なる部分を持たせていきたいのよ。
Webでならバックナンバーの申し込みとかもすぐできるし。
意見箱みたいなのも置いて、旬の意見がすぐ聞けるようにもしたい」

「はい。ちょっと検討して企画書作成します」

「流石やり手!」


森宮ちゃんは仕事が出来る。
自分のサブに置いておいたらすっごく楽。

提案だけして任せられるって最高。

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