〜☆恋愛学園物語☆〜(学園編)
ちょうちんの明かりが、
パカッパカッなり、
接触不良パッと、
ちょうちんが暗くなり、辺りが真っ暗に。

「大丈夫僕がここに居ますから」

私の背後から離れ
私を前から
引き寄せられ
リョウ君の体温が、
身体中に伝わり、
腰に力が。

「リョウ君…?」

パカッパカッっと、
接触不良が直り

「綺麗な手ですねっ…」

私の手を取り、
ぎゅっと握り、
“チュッ”っと、手のこうにキスをしてきた。

「はぁはぁはぁ…」

誰かが息を切らし、
近づいてくる。



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