〜☆恋愛学園物語☆〜(学園編)
「じゃぁ〜行きますかっ!」

ショウゴ君は、
私に手を差し出し
握れと言わんばかりの、目でアプローチを向けてきた。

ダイキ君探しに、
協力してくれるみたい。
ショウゴ君の、目覚めた人を探す能力の力を借りる事にした。

ぎゅっと掴まれ、
ショウゴ君は目を閉じ意識を集中し、
男子寮の一階に降りる。


「…まさか外に?」

ショウゴ君は外を見て
難しい顔をした。

「…わりぃ…
俺の能力は水には弱いらしい…、この酷い雨なら
カッパの方がいいかもしんねぇ」

ショウゴ君は、
カッパを学園のロッカーから出し、私に手渡してくれた。

「ほらっ!
学園でのサ‐ビスみたいなもんだけどよっ、
新品って言うのは、
嬉しいぜっ」

ショウゴ君は、青…私はピンク色のレインコートを着て、荒れ狂う雨の中に飛び出す。
風に身体を持っていかれ
ショウゴ君の身体に寄り添い、視界の見えにくい中を進む。

「何処か建物の中から探すかっ…」

体育館を探す…
(このまま進む)
本館を捜す

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