〜☆恋愛学園物語☆〜(学園編)
私はちょっと、
ふらふらしながら立ち上がり、少しムッとした。

「ショウゴ君に頼るのも」

「?…」

『なっなんでだっ…
いきなり怒りだしたり
俺にはやっぱり女って言うのはわかんねぇ〜、
何か悪いことしたのかっ…よくわかんねぇ…けど、謝った方がいいのかっ?』

私は、ショウゴ君の
優しさに触れず

料理するキッチンに着き、みんなが集まる場所に戻った。

「あっ菜月さん戻ってきたお〜い…、菜月さん」

日に焼けた女性が私に向かって、大きく手を左右に
振っている。

見た感じ元気そう。

「心配かけて探しに来てくれたんだよねっ、
世話かけたみたいで…」

私の手を取り申し訳無さそうに謝る女性に、
私は、逆に元気を貰った。
ニ−ナはいつの間にか、
背中から消えてしまった…。
さっき迄確かに居たはずなのに…。


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