〜☆恋愛学園物語☆〜(学園編)
第5話「サバイバル対決、後編」
「今は“現実世界”に
何らかのトラブルで、
戻ることが出来ない状況におちいっているようなので…暗くなる前に、テントをはらなくては」

準備されたテントを、
みんなで力を合わせて、
準備する事に。

「僕はテントを組んだ事が無いのですが、誰か組み立て出来ますか?」

リョウ君は、
みんなにテント組み立て出来るか聞いている。

「はいっえっと…」

っと、名乗り出たのは、
さっき迄眠そうにしていた男性が手を少し挙げ、
何かいいたそう。

「僕テント組み立て出来ます…。
アウトドアの本で、
少し学んで居たので」

小さな声で答えて来た。

今迄余り積極的ではなさそうだと思ったけど、
頼りになりそうにも見えた。

どこか不思議な感じのする男性。

『一体何歳なんだろう』

「…僕は、リョウと言います。失礼ですが、まだ
皆さんのお名前がわからないものですから、自己紹介お願い出来ますか?」

リョウ君の掛け声に、
みんなも反応した。

物静かな男性は、
リョウ君の掛け声に、
口を開く。


「僕…は、松丘理久
(まつおかりく)です」 
「んじゃあ〜今度は私ねっ…私は“春咲みゅうな”
よっろしくぅ〜!」

興味津々な運動してそうな元気な女性が、名乗った。

「私は、瀬戸菜月です…よろしく」

リョウ君が、何かを思い出したかのように、
反応した。

「あなたは…以前…すみません気が付かなくて」

私の顔を見て図書室で会ったのを思い出したみたい。
ショウゴ君が、
気になったのか反応する。

「なんだ…お前ら知り合いだったのかよっ…」


リョウ君は、
眼鏡を右手で少し触り。

「えぇ…まあ…それはいいじゃ無いですか」

何かこの話題に、
触られたく無いかのように話を反らした。




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