〜☆恋愛学園物語☆〜(学園編)
「ダイキ……」

リョウ君がダイキ君に
駆け寄ると、
ダイキ君の身体を持ち上げ
ぎゅっと抱き寄せ
目から大量の涙が流れ
抱きしめた。

私の手の中で何となく温かく感じ
ここにある光が
今こそ使えと
言われている気がして
私は、心の中で
ダイキ君を助けてと願った……。

その瞬間……
“パアッ”っと
明るくなり、
ダイキ君の上に黄色い光が降り注いだ。

まるで夢でも見ていたかのように…


――。
その後
私達は、映画館に倒れていました。

学園の真っ暗闇は消え
いつもと変わらない
日常に戻れる……そう思っていました。

――。

学園の校内放送が流れ
学園の被害が多発した事が原因で、恋愛学園は
閉鎖に……、
もう悪の人魚姫はさったのに、
私は気になるあの人が
……。

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