〜☆恋愛学園物語☆〜(学園編)
「きっ黄色!です!」

『どうか当たって』

「ブ‐不正解です!従って…、この先に物語は…」

「きゃ…何?」

ピカァ‐、と黄色い光が現れ、
水面から、びしょびしょのハルキ君が、浮き上がる。

浮上した、
ハルキ君は、岸に。

「ハルキ君…」

ハルキ君に近づき
動かしても、
ぴくりとも、動かない。

私は、
口から、人口呼吸をした。
「お願い!死なないで…」
…。
…。
「ごほっごほっ…」

息を吹き返す、
ハルキ君…。

「よかった…」

「?…僕確か
溺れて…あれっ?」

ヒュ〜っと、何かが姿を現す。

「だらしない…、こんな問題で間違うなんて…」

そこに現われたのは、
ニ‐ナ。

「この学園を卒業した人は、そんなに居ないわよっ」
「ごめんねっ…、この学園の事をもっと勉強しないとでも、ニ‐ナ助けてくれてありがとう」

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