咲き舞う華は刻に散る
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火の粉が舞い上がり、空は赤黒く染まっていた。
「うっ…」
桐生は目を覚ますと、頭部に感じる痛みに顔をしかめる。
頭部からは鮮血が流れ出ていた。
「確か、父さんと母さんと話しをしてたら、誰かが襲撃して来て…」
刺された――。
桐生ははっとしたように顔を上げ、辺りを見渡した。
彼の隣には血まみれの両親の姿がある。
「父さん!母さん!」
「桐生…」
両親に駆け寄り、揺すりながら名を呼ぶと、父が顔を上げた。
母はピクリとも動かない。