咲き舞う華は刻に散る


美桜里はたった一人の家族を失った…。



違う、自らの手で殺した。



美桜里がその罪から逃れることは出来ない。



泣くことも後悔することも許されない。



それでも、今日だけは泣かせて欲しい…。



この忘れてはいけない辛く、哀しい罪を胸に刻み込むために――。






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