咲き舞う華は刻に散る


「美桜里、ちょっと良いか?」



すると、原田が美桜里を呼んだ。



「ああ、大丈夫だ」



美桜里は膝に手を当て、立ち上がると、彼の後に着いて行った。



「まったく鈍感にも程がありますね…」



後ろから泉羽の呆れたような声が聞こえた気がした。



何が鈍感なんだ?



美桜里は泉羽の呟きが気になったが、構わず歩いた。





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