好きだから。


あたしらはロビーの隅のほうに
座らせられ、


あたしと雄大の間のテーブルには
ココアがおかれた。

「安藤ちゃんの、知り合い?」

ココアを置いてくれた、
受付人らしきひとは、

あたしらにそう聞いてくる。


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