好きだから。



「今日はもうゆっくりしなさい」

それだけ言うと安藤さんは部屋を出ていった。

ソファーにくつろいでいたあたしは、
ふと、テーブルを見る。


「なんか紙切れ落ちてない?」

テーブルには紙切れがある。

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