小悪魔の溺愛
・・・

オレの腕枕で、

綾香が恥ずかしそうに

顔を隠している。



「大丈夫だった?」



「うん・・・

ありがとう先生」



「何が?」



「先生と同じになれた気がした」


「・・・同じ?」


「うん・・・

大人に・・・」


「・・・同じになったかな?」


「なれたよ、先生と同じに」

しばらく抱き合っていた俺たち。
< 159 / 188 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop