小悪魔の溺愛
「先生・・・

そろそろ帰らないと」


「そうだな・・・

送るよ」



家まで送り届けた。



・・・


別れ際、

綾香が、

なんだか変わった気がした。



「綾香」


「ん?」


「なんか、キレイになった?」


「そうかな?・・・

したら、女の子は、キレイになるって言うよ?」

そう言って笑った綾香。


「そうかもな・・・」


「またね、先生」


「あぁ、また」


家に入るまで、綾香を見ていた。
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