【完】最初で最後の恋
コンコン。
「瞬――」
ボーっとしている瞬。
「しゅ…「ぁ、…奈央」
よかった…。てっきり、また忘れられたかと思った…。
あの日以来、瞬はあたしを忘れなかったから。
正直、焦った。
「仕事、お疲れ」
「うん!」
「奈央」
「ん?」
「これ、奈央に」
そう言って引き出しから取り出した包装された小さな箱。
あたしはそれを開けた。
「っ」
そこには…
キラキラと輝く、指輪があった。
瞬はそれを取り、あたしの指にはめた。
なによ、このサプライズ…。
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