すかした顔のあいつ





「打楽器って初めて?」
「いや、中学の時に三年間」
「え、じゃあうちより先輩だね」



あら、同い年じゃなくて?




「うち、高校に入ってから打楽器始めたの」
「へえ、そうなんだ~」
「うちまだまだ下手くそだから教えてね~」
「いやいや、うちこそ~。1年経ってるからね~。叩きかた忘れてるよ~」



そんな他愛もない会話をしながら
部室に入っていった




すると突然後ろから
誰かが抱きついてきた







< 7 / 7 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop