俺様幼なじみと甘々生活!?【完】
「大丈夫? 中山君」

「平気、平気。これぐらい」

「中山、大丈夫そうだな」

「はい!」

それにしても、あの13、なんかわざとらしかった気がする。


「あの13、気をつけた方がいいですよ」

「俺もそう思います」

雄一君が言った後、裕樹君も同意見らしい。

2人とも、同じことを感じてたんだ。


「俺にマークさせてください」

裕樹君が13番のマークしたいと言い出した。

裕樹君……。


「判った。柿原がそう言うなら、俺は任せる」

キャプテンに裕樹君の真剣さが伝わったみたいで、しぶしぶOKを出してくれた。


「絶対に勝つぞ」



みんなが大きくうなずくと、休憩終了を知らせるホイッスルが鳴り響いた。

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