俺様幼なじみと甘々生活!?【完】
「どうやら、俺をマークすることにしたみたいだね」

「そうだよ」

「じゃあ、俺も本気出そうかな」

マークしていた13番が裕樹君をグンッと抜き、そして13番のスピードに追いつけないまま、ゴールされてしまった。


は、早い……!

ドリブルはうまいし、何より迷いがない走りだった。


裕樹君も一生懸命に追ったんだけど、結局、目の前でシュートされた。


「ドンマイ、柿原!」

みんな、裕樹君に声かけをしていた。


裕樹君、大丈夫かな……。

大丈夫だよね。

がんばって……。
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