俺様幼なじみと甘々生活!?【完】
「じゃあ、次は女子ね。私は弥生! よろしくねー」

「珠未でーす。よろしくねっ」

「で、私が緋音! みんな、よろしくねー!」

「えっと……理央です!」

「もー、理央。ちょっと固いよー」

「えっ、そうだった!?」



だって、合コンなんて初めてなんだもん……。

弥生も合コンなんて行ったことないくせに、なんだってそんなに緊張しないわけー?



なんとか自己紹介も終わり、ジュースやポテトなど、カラオケをしていてもつまめる料理をオーダーされていく。



「じゃあ、一周終わるごとに席替えタイムにするからねー。歌う順番はどうしよっか?」

「んー。弥生ちゃんに任せるよ」

「そっか。じゃあ、理央から始めて、最後に樹君にしよっか」

「えっ、私から!?」

「大丈夫だよ。理央、歌うの、平気でしょ?」



そうやって弥生からナビが回されてきて、私はしぶしぶ曲を選ぶことにした。
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