俺様!?幼馴染み
「ひっく・・・うっ・・・もう・・大丈夫です。」

どれだけ、泣いたんだろう。

でも、ずっと宏人先輩は居てくれた。

「これ、やるよ。」

手に渡れたのは、冷たいココア。

「泣いたら、水分なくなっただろ。」

「干からびるほど泣いてませんよ。」

「なんだよ、干からびるって。」

プッと宏人先輩が笑った。

えっ、笑ったらこんなにいい笑顔なんだとおもった。
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