終わらないセピア
優しい眼差しの少し先に
新たな決意を垣間見た気がする……
『ミッちゃん。あたし……ミッちゃん
だったらいいよ』
真っすぐ視線を外さずにモカは
見据えてる。
欲望の赴くままに素直に伝えて
くれている。
あたし……それに応えていいの?
うるさいくらいに高鳴る鼓動は
あまりにも美しく艶やかな唇が
近付いてくるから。
バサッと肩から落ちたバスタオル。
半乾きの濡れた髪が整った顔を更に
引き立てている。
待って、モカ………
ウソでしょう………?