終わらないセピア
背中から聴こえる声に瞳を閉じる。
はっきりとわかったことと言えば、
モカ自身も動揺しているということ。
“そんな次元じゃない……”
そうよ……
説明すらつかない感情がここには
存在してる。
その想いを少しでも、モカも感じて
くれているの……?
ホントに……?
『女だからって何…?
好きになっちゃいけないの…?』
ずっとずっと、あたしが抱いていた
疑問。
まさかモカの口から聴ける日がくる
なんて………
怖くてたまらない想いをはねのけて、
あたしは振り返ってしまった。