黒木健蔵の冒険
「あ~眩しいのぉ~久々に外に出たから、太陽が痛いのぉ~」


健蔵は、広島の出身だ。リラックスしてる時などは、広島弁が自然に出てくる。


「おじい様、疲れませんか?帝国ホテルのインペリアルで、お茶でもいただきながら、ひとやすみ致しましょうか」


「ほぉじゃのぉ~なんだか、ケーキが食べたくなったのぉ~」


健蔵は、まるで子どもに戻ったように無邪気に笑った。

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