心から
「何。」




話掛けられるなんて思ってなかったから目を見開いてしまった…。
動揺したのを悟られないように、俺も話す。



「いや…。別に。」




玲沙が俺の前で肩を震わせてる…笑ってやがる…。
下に降りて行き、教室へ向かった。






何かわからないが、とりあえず進歩なのか?
壁が少し薄くなったのか?
仲間になる前…
"前に進むって約束"とか言ってた。
一体何の事だ!?!?
俺の頭はもう大パニック。
むしろ、なんで1人の女にこんな考えてんだよ、俺。








救いたい…。
それだけか?








…………。
惚れた?…まさかな。
……そのまさかか…。







潤SID-END-
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