キミに送る約束~空に向かって~

普段言うのが照れくさい言葉が
スッと出てきた

「っっ....何よそれ」

「好きだ.....ありがとう」


握った心愛の手に紙を挟んだ


「え.....?」


心愛は目を丸くして俺を見る
俺は、そっと心愛に笑いかけて手術室に
運ばれていった


麻酔を打たれる
俺は、目を閉じて夢を見る


『あたしが梓ちゃんの代わりになるよ。』


真っ直ぐで折れなかった心愛...
いつも俺のそばにいてくれた

どんなに傷つけても俺を愛してくれた

だから...今度は俺の番なんだ.....


俺が心愛を幸せにする.....


いや、幸せにしたいんだ


誰よりも.....



誰よりも......


愛しているから


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