キミに送る約束~空に向かって~

司くんは苦笑いを見せた。


「っっ.....!今は...そんなこと
してほしくなかったッ!」


そう言ってあたしは司くんをおいて
家に入った





それから休日がすぎてまたいつも通り
学校に通う日がきた。

あたしはモヤモヤする気持ちをおさえて
家からでた。
隣の家から慧が出てきたのが見えた。


「あれ?慧、何でこの時間に「え?
ああ。お前こそなんで最近時間
ずらしたんだよ。」

「えっと...そっそれは.....。」

「まあ、別にいいんだけどさ。」


そう言って慧は先に言ってしまった。


─それから慧とは、朝会うことが
なくなった。

あたしが時間をずらしたせいも
あるだろうけど.....
慧ももっとずらしたようだった。


バイトでも梓ちゃんは相変わらず
様子がおかしかった。
けど特にあたしにも店長にも何も
言う事もなかった。
あたしの学校に慧がよく梓ちゃんを
迎えに来ているのを見たけど
前ほど慧も来なくなっていた。


そして...だんだん梓ちゃんもバイトに
こなくなっていつのまにかバイトを
やめていた。
店長に聞いてあたしはすぐに梓ちゃんに
連絡をいれた。

だけど梓ちゃんは......
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