悠久の祈り -春宵夢想-


「なっ…!?」




「じゃあ、愁さん、瑛司さん。義兄上をよろしくね」




「ああ」




「愁!瑛司も…っ!離しやがれ!!」




愁は瑛司さんと二人で歳三さんを何処かへ引きずって行った。




パタン…。




襖が閉められると、七重さんは不気味にニヤリと笑った。






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