鈍感王子にご注意を

「かっ可愛いー///」

キラキラしたストーンがついていて
手の上で光るヘアクリップ。

そして手紙もついていた。


【一緒にいてやれなくてごめんな。
これ高かったんだから壊すんじゃ
ねえよ?2年後も3年後も10年後も
一緒にいような。】

「っっ~.....ウゥ...何ょ...これー。」

私は涙がこぼれてくるのが
おさえきれなかった。

すぐさま携帯をとって通話ボタンを
押す。

コールの音が繰り返すたび怖い。
怒らせちゃったのかな...?

『...もしもし?玲奈?』

「ふぇ...ごめんね。和也ぁ...
私...私...和也の思いも知らないで...
勝手にキレて.....ごめんね.....。あと...
ばかやろー!」

『はっはあ!?』

「ありがとう。.....でも...
和也忘れてたフリしてたから.....
うぅ.....。」

『玲奈...ごめんな。こっちも。』

「ううん。忘れちゃってたのかと思ってたょ...。」

怖かったよ。

『.....絶対そのうち東京帰って玲奈のこと
抱きしめるから!だからもう泣くな!』

「和也...。」

「ん?」

「会いたいな...。」
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