不良×男子校=イケメンの集まり!?
そして私はその勢いのまま校門を出――――
「ぐえっ。」
「行かせねーよ?」
―――られませんでした。
正確には校舎すら出てないです。
階段すら降りてないです。
というかそもそも走ってもいないです。
走り出す前に仁君にシャツの襟首を掴まれたというか持ち上げられました。
あのー、猫を掴んでるような感じ。
ていうか私冷静に状況分析してるけど後ろから襟首を掴まれてるせいで息が...。
「仁君...首!!首!!...死ぬから!!」
「じゃあ死んどけ。」
「ちょっ、えぇ!?っごぉほ、ぐえ。」
仁君の発言に驚いて声を上げたら喉がつっかえて変な声が出てしまった...。
ていうか死んどけって!!
このままだと私死ぬから!!
冗談抜きで死ぬから!!!
「着いたぞ。」
「え?ちょ、――――いたっ。」
本気で死の覚悟をしようとしたらいきなり降ろされた。
もー、乙女なんだからもうちょっと丁寧に扱ってよねー!
...今は男だけどさ。