不良×男子校=イケメンの集まり!?

「着いたってどこに?」



唐突に地面に降ろされた(落とされたともいう)際に強打してしまったお尻を擦りながら私は仁君に聞いた。





「屋上。」




一応答えてくれた仁君は私が立ち上がる前に目の前にあった扉を開いて先に行ってしまった。






なんか扱い酷くない?


え?気のせい?まさかこれが普通なの?


ていうか、私仁君に“頼まれて”来たんだよね?なのにこの扱い?


え?怒っていい?怒っていいよね?






「早くしろ。」




色々考えていたら奥の方から仁君の急かす声が聞こえた。




はあ?何?早くしろぉ?


ふざけんなし!早くしてほしいなら先に行かないで待っていればいいでしょーに!


なんなの?ねえなんなの!?






怒りに震えた私は先に行ってしまった仁君に一喝....




「おい。聞こえねーのか?」



「今すぐ行きます。」





出来ませんでした。







だって今の声めちゃくちゃ怖かったよ!


怒気が含まれてたよ!声に!


あの王様めちゃめちゃ苛立ってる様子だったよ!







「....チッ。」






....逆らえるわけないじゃん!








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