大事なモノ
「愛ってさ、山城とはどうなってんの?」


「は?」


親友(これまた小学校以来の)東野 綾の訳の分からない質問で頭に(?)が浮かぶ


「だから~、山城と付き合ってるんでしょ?」


「はぁ~?なんであたしがアイツと付き合うのよ」


綾に呆れながらパンを頬張る


「違うの?」


「ひひゃうっへ」


「何言ってんのか分かんないよ…」


苦笑いしながら綾は弁当に手をつける


あたし達は裏庭の杉の木の下で昼ご飯にありついていた


「アイツは友達?いや…なんだろ?」


アイツとの関係を考えると答えがでない





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