君とタイムトラベル☆~過去からの手紙~
拓登に連れられて来たのは、地下室だった。
広い屋敷にも関わらず地下室まであるなんて。
「これだよ」
部屋に通されて部屋の電気を付けると、そこには大きな機械があった。
真っ黒い機械にはモニターと数字を入力する場所がある。そして赤い大きなボタン。
不思議そうに拓登を見上げる。
「これ、何?」
「タイムマシンだよ」
タイム..マシン...?
そんなものが現実に存在するなんて..
「父さんが残してくれたんだ」