君が僕を忘れても
俺と君
桐山 京(15)それが俺の名前。
無愛想で、目つきが悪い、友達もいない。
そんな俺に1人幼なじみがいる。
「京ちゃん!!」いつもと同じでかい声でそいつは俺を呼ぶ。
森崎 愛華(15)こいつが俺の幼なじみ。
「京ちゃんってば!何で無視するの!?」また愛華はでかい声を出す。
「っせーな」俺は小声で言った。
愛華がこっちを睨んでる。
あまりにも睨まれてたから俺も重い口を開く。
「てかさー、何で俺がお前と昼飯食べなきゃなんないんだよ」
まっ、こんなこと言っても愛華はあきらめないけどな・・・・。
「何言ってんの!今日も手作り弁当もってきたんだよ!」
愛華の弁当・・・・、食ったら負け。
「さぁ!!行くよ京ちゃん!!」ズルズル。
俺は今日も愛華の死ぬほど不味い弁当を食べに屋上へ引きずられる・・・・。
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