モノクロ~光の導く方へ~
「…叔父さんと叔母さんに怒られなかったの?」
叔父も叔母も自分を嫌っているから…
昔からそんな翼を守ってきたのは、日向だった。
「ん~まぁ大丈夫だったかな」
言葉を濁すあたり、きっと反対されたに違いない。
「…日向…ありがと」
この優しさに昔から助けられてきた。
日向がいたから、ここまで生きてこれたのかもしれない。
「何、礼なんか言ってんだよ!!クラス違うけど、ちょくちょく来るからな」
ニカッと笑う日向に、翼も少し微笑んだ。