セカンド・サラン~年下君に恋して~
「水木さん。お世話になりました。」

「イム君。がんばってね。」

「あの・・・」

「何?」

「このノートお返しします。」

「ああ、いいのに。持ってて。必要ないかもしれないけど。」

「いえ!」

強く言うと私に突き返した。

泣きたいほど、悲しかった。
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