恋するイケメン
笑ってるのに泣いてるよう…。
思わず会長の頬を撫でる。


「女とか男とか、関係なく、私を好きに思ってもらえて、嬉しいです。」


会長ににっこり笑った。


「私には、『好き』がよくわかりません。だから、泉堂君に対してもどうしたらいいのか…。でも、繋いだ手を離したくないなって思う時があって…。」


話してるうちに段々、恥ずかしくなってきた。


何言ってるんだろ…私。




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