モヤシ男・最終章~最愛なる君へ~
「…今日、なんかあったっけ?」


眠たい目をこすりながら、俺はモヤシ女に尋ねた。



「…なんかあった?」



ポキ、ポキ、ポキ、



指を鳴らしながら、モヤシ女はまた怒りだした…



「暴力は…辞めよう。」



俺は、焦って布団から出てなぜかその場で正座になった…



「今日、私の誕生日祝ってくれるって…」



モヤシ女は、そう言ってさっきまでの表情とは一変…



少し泣き顔になっていった…



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