モヤシ男・最終章~最愛なる君へ~
「どうしたの?」


下を向きながら尋ねた



「どうしたの?じゃないですよー起きたら、居ないからビックリしましたよ!」


そっか、黙って来たんだったな・・・



「ニラレバ男さんの所にでも行ってたんですか?」



「…うん。」



「そうですか。何か言われたんですか?らしくないですよ。」


「…ありがとうって言われた。」



「ありがとう?…そうですか。なのに、不機嫌そうですね。」


小石を投げながら、モヤシ女は尋ねてきた


俺は、ニラレバ男さんの遺書の事をモヤシ女に話してみた



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