secret love~アイドルと…~
「な、何よ・・・怖いよ?」

「良美はイイよね・・・

背が高いから、コンサートが、

いい感じに見える・・・」


私の言葉に、良美が怒った。


「こんなに背が高いと、

デカ女とか言われるんだから!!

私は、くるみの方が、絶対いいと思う」


そんなことを言われても、

やっぱり良美が羨ましい。


・・・

「あ、私、ここから違う電車だから」

そう言って、良美とここで別れた。


私は、駅に向かう途中、

K・Boyの余韻に浸ろうと、

ipotを取り出して、耳に当てた。

・・・

やっぱり大好き!!

音楽に聞き入っていた私は、

猛スピードの車に気が付かなかった。
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