先輩と後輩、そして私
「んーと、今からが1年のリレーだから・・・この後が3年だねッ!」




早く、3年生のリレー始まれ!!


先輩は、去年と変わらず、アンカーだって言ってた!!

やっぱ、先輩はカッコイイな。



「南海、今からアンカーだからもうすぐ3年生だよ。」



あとちょっとで・・・先輩のカッコイイ姿が・・・



『キャー!!泉君!!頑張ってー!!』



『1位!!やったー!!やっぱ泉君カッコ可愛い~♪』




「あ、あれ佐々原 泉だ。」




「由衣、知ってるの?」




「有名だからね。知らないほうがおかしいと思うよ。
今年の新入生NO.1人気。カッコ可愛いからねぇ~。
おまけに性格もいいし。ルックスは先輩にも負けないくらい抜群。」




「へ~」




先輩意外興味なかったからな~




『只今から、3年生リレーを始めます。
準備をしてください。』




「あ、始まる♪」




この時、先輩にしか目がいってなくて、切ない視線に私は気づいてなかった。
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