チッサイ、オッサン
俺は布団を頭からかぶって、必死に声が漏れないように泣いた。


情けなくて情けなくて仕方なかった。


もう謝ることもできない悔しさだけが、痛いほど全身を巡り続ける。


「ぐふっ、もう一度でいいから会いたいよぉ……!!ぐふぐふっ」


我慢しきれず泣きながら絞り出した声が思いの外大きく響いた。


「ぶっ、ふははははっ!」


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