チッサイ、オッサン
罪悪感を振り切って俺は部屋に戻った。


微妙な気持ちのまんま、長かった戦いの疲労を抱えつつ、冷蔵庫から冷えたビールを出して一気に飲み干す。


「プハー!生き返るぅー!ホップ最高!」


なにも食べずに飲んだビールの酔いが一気に回って顔をしかめる。


明日が休みなのを思い出しながら、俺は倒れるようにベットに転がって眠ってしまった。


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