好きになっても、いいですか?
(ジョーカーだなんて大袈裟もいいところだわ。
別にそんなことを、誰に何を言われたってどうとも思わないもの。
それに――。
アイツはお父さんから聞いて、既に知っている話のはずだもの。
私の、過去の罪を――――。
それよりも、あの雪乃さんて人が本当に社長秘書としてくるならば、今度は私はどこへ行かされるのか……。
やっぱり、あの人のいうように、社長の“気まぐれ”ね。
秘書課に配属されたことも、
あの夜のことも――――……)