家政婦のメイド派遣します!
そして数年後、メイドというサービスを始めるにあたりアイスミックスを立ち上げた時に家政婦としての知識が豊富な桃子はその責任者となった。

「でも、あの2人良い顔しないんだよね。」

始めは人がいなかったアイスミックスは穴を埋めるために桃子がメイドをやっていたのだ。

メイド服を着ての家政婦作業に始めは驚きの連続であった。

相手の客も同様で男性ばかり、事前に確認はしてあったのでボディタッチは無いものの桃子の作業風景をじっくりと観察するように見ていると言う状況だった。

時には何度か危ない目にもあってしまい、どこからかそれを聞きつけた祐樹と直樹がすぐさま大量のメイド家政婦を募集して、桃子にはメイドをやることを禁止させたのだ。

その時から『執事』として男性も必ず1人派遣先へ行くという制度が生まれた。

「ま、非常事態だし。許可をもらえるよね。」

桃子は2人のもとへ行くために部屋を出た
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