メロディー
歌いたい!!
春日みい(16)
私は、歌うことが大好き!!
でも、家族には言わない・・・・。
だって私の家、超厳しいんだもん!!!
「お父さん、お母さん、ちょっと出かけてくるね」日曜日、私は逃げるように家を出た。
行くところは決まってる。
「うはー、やっぱ一人カラオケは寂しいよぅ」日曜になったら私は必ずカラオケに行く。家が厳しいので門限は4時。
16の女の子の門限が4時なんてひどすぎる・・・。
「はぁ、あと1時間半かぁー」自分の腕時計を見てため息をついた。
3時半になってカラオケ店を出た。
歌をいっぱい歌って、テンションが上がった私は歌を歌いながら歩いていた。
家まであと少しってとこで声をかけられた。
「ねぇ!!今歌ってたのって君だよね!?」すっごくオシャレな男の子。
「そっそうですけどなにか・・・・?」変な人だなー、と思いながらも私は答えた。
そしたらその人眼をキラキラさせながら言った。
「バンド組まないか!?」
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