後ろ姿の誘惑

「…触りたい?」





無意識に呟いた私の独り言は。

しっかり彼の耳に届いていた。





そして。

さっきまでの無邪気な笑顔ではなく。

艶っぽい顔を見せた。







「…じゃあ俺にも、触らせて?
触りっこ、しよっか…?」







触るだけで止まるわけないじゃない。





だって今、私は。

彼の後ろ姿に、腰つきに。

欲情しているんだから。





…そのまま私は。

彼の腰のラインに指先を這わせた。






【END】



 
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