ブルーブラック2

「――そうよ。私は柳瀬店長と···」


「やめて!」



殴りかかろうとした隼人に美咲が割って入ろうとした時に、全てを止める一言を放ったのは百合香だった。


「もう、やめて···!!」


全員が一斉に百合香を見る中で、隼人の手が緩んだのを見て百合香は智にそっと近づいた。


そして智をゆっくりと見上げると、真剣な眼差しを向けた後美咲に向き合った。





「生田さん。悪いけど、柳瀬さんは渡せません」


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