ブルーブラック2
「―――なっ!!」
隼人が声を上げた。
「―――斉藤くん」
そこには美咲と、その美咲に今そっと背に手を回されている智が立っていた。
(智さん――どうして)
どうして、美咲が··美咲と一緒にいるのか。
どうして、その美咲に手を回されて拒まないのか。
百合香が呆然としていると、先に反応をしたのは百合香の横にいた隼人だった。
「·っ··やっぱり!!」
隼人はぎゅっと拳を握りしめてずかずかと智の元へ近づくと胸ぐらを乱暴に掴んだ。
「あんたってやつは!!!」