ブルーブラック2
*
「ただいま」
時刻は夜の11時前。
江川との飲み会にしては割と早い帰宅の方だった。
それでも、時折百合香は起きていられなくて眠ってしまうこともあった。
しかし、今日はリビングから煌々と光が漏れて来ていたのを見て智は百合香が起きて待っているのだと分かる。
「ごめん、百合香。寝てなかった―――」
智が扉を開いて鞄を床に置きながらコートに手を掛け、百合香を見た。
「―――百合香?」
目に飛び込んできた百合香は、心ここにあらずの放心状態。
ソファの上で膝を抱えて小さく丸くなるようにして座っていたのだ。
何かあったのかと、心配になった智はコートも脱がずにそのまま百合香の隣に腰を掛けた。
「具合でも悪い?何かあった?」
俯くようにしてる百合香の顔を覗き込むようにして、頭を撫で、智は心配な顔を見せる。
「ただいま」
時刻は夜の11時前。
江川との飲み会にしては割と早い帰宅の方だった。
それでも、時折百合香は起きていられなくて眠ってしまうこともあった。
しかし、今日はリビングから煌々と光が漏れて来ていたのを見て智は百合香が起きて待っているのだと分かる。
「ごめん、百合香。寝てなかった―――」
智が扉を開いて鞄を床に置きながらコートに手を掛け、百合香を見た。
「―――百合香?」
目に飛び込んできた百合香は、心ここにあらずの放心状態。
ソファの上で膝を抱えて小さく丸くなるようにして座っていたのだ。
何かあったのかと、心配になった智はコートも脱がずにそのまま百合香の隣に腰を掛けた。
「具合でも悪い?何かあった?」
俯くようにしてる百合香の顔を覗き込むようにして、頭を撫で、智は心配な顔を見せる。